「たまお」が帰ってきた。

知人の家の排水溝に捨てられていたグリーンネックレス。夫が拾って持ち帰り、ひと冬越えたらこんなに↓大きくなった。

ところが、植え替えた時の土が合わなかったようで、そのあとだんだん弱って全滅させてしまった。


しかし「たまお」のDNAは、株分けした友人宅で元気に育っていた。「たまおの子供だからウチではたまちゃんと呼んでいるの♪」優しい里親のもと「たまちゃん」はすくすく育った。


そうして、我が家に戻ってきた「たまお」の子孫。
「たまお」の子供が「たまちゃん」ならば、「たまちゃん」の子供は「たまごちゃん」と命名♪

我が家に戻ってきたとき、日付と玉の数が記された旗をつけていた。
1/5 13コ
1/16 15コ
2/13 26コ(我が家に戻る前日)

そして今日数えたら、26コが32コに増えていた。次々と出てくるあたらしい玉はピカピカに輝いている。

植物は水が足りなくなったり土に養分が不足すると危機を感じ、子孫を残すために花を咲かせる。花を咲かせるそのプロセスには、しなやかな強さがある。この胡蝶蘭も数年にわたりサハラの家で花を咲かせているが、夏には枯れる寸前まで水を断たれる。その危機を乗り越え、冬が過ぎ春先になるとひと月以上も花を咲かせ続ける。ヒトも弱った時期を経て強くなれる、そうサハラは実感している。

これはサハラのサイトのプロフィール欄に書いたあいさつ文。
「たまごちゃん」を見てたら、いろいろなことと共にあらためてそう思った。